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カデット

Kadet 立憲民主党。1905年10月にミリュコーフを中心とするブルジョワ的知識人・地主が結党したロシア自由主義の代表政党。立憲君主制の確立を志向した。第1国会では第1党,第2国会でも議長を出すなど大きな勢力を持っていたが,第3国会では路線上,組織上の危機に落ち込んだ。第一次世界大戦前夜には帝国主義的対外政策を主張し,政府批判を再び強めた。大戦中の「進歩ブロック」の中心であり,二月革命後の第1次臨時政府では主導的役割を演じた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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