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カーゾン線(カーゾンせん)

Curzon Line 第一次世界大戦の戦後処理にあたって連合国最高会議が,1919年12月に画定したポーランドの東部国境線。ほぼ民族自決の原則に従ったものであり,時のイギリス外相カーゾンの名にちなんで名づけられた。しかし,ポーランド‐ソヴィエト戦争の結果,国境線は200km東方に画定された。そのためソ連は43年,米ソ英首脳によるテヘラン会談でカーゾン線復活を求め,45年8月ポーランドとの協定で,現在の国境線が画定した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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