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改土帰流(かいどきりゅう)

明代以後実施された辺境地方統治の一政策。土司(どし),土官などによる統治を改め,中央派遣の官吏(流官)の統治に帰する政策をいう。辺境経略ののち土着有力者に官を与えて(土司,土官)統治させる間接統治策は元以来行われたが,中国人の移住増加その他による土着人圧迫などから反乱がたえず,明以後行ったもの。雲南,貴州などに多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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