仏典結集とか合誦(ごうじゅ)ともいう。釈尊(しゃくそん)の没後に仏教教団の統一を維持するために代表者を集めて開かれた遺教の編纂会議。仏滅直後ラージャグリハでの第1回結集(五百結集),仏滅100年後ヴァイシャリーでの第2回結集(七百結集),アショーカ王がパータリプトラで開催した第3回結集(千人結集),カニシカ王によるカシュミールでの第4回結集が伝えられているが,史実としては検討を要する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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