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教会領(きょうかいりょう)

Kirchengut 法人としての教会の所有する土地。キリスト教の公認以来,教会は司教座聖堂に属する領地を持ち,司教がこれを「神聖な財産」として管理した。教会領は寄進,開墾,購入によって増加し,中世においては私有教会制の進展に伴って,世俗王侯の管理する教会領も加わった。封建制社会における教会領は不入権,逃亡者庇護権,教会守護の任を持つ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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