1. 用語
  2. 世界史 -き-
  3. キュチュク・カイナルジャ条約(キュチュク・カイナルジャじょうやく)

キュチュク・カイナルジャ条約(キュチュク・カイナルジャじょうやく)

1774年7月,オスマン帝国とロシアとの間に結ばれた講和条約。キュチュク・カイナルジャは南東ブルガリアの地名。この条約はオスマン帝国にとって,アゾフなど黒海北岸の割譲,クリム・ハン国の自立,黒海におけるロシア船の自由航行権の承認など,長く維持していた黒海地域への独占的な支配権の喪失を意味した。一方ロシアにとっては,オスマン帝国領内の正教徒に対する保護権を認めさせるなど,南下政策を大きく前進させるものとなった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう