1. 用語
  2. 世界史 -き-
  3. 金泳三(キム・ヨンサム)

金泳三(キム・ヨンサム)

Kim Yong-Sam 1927~ 韓国の政治家,大統領(在任1993~98)。慶尚南道巨済島出身。27歳で国会議員に初当選。1973~76年,野党新民党の総裁に就任し,維新体制下の朴正熙(パク・チョンヒ)政権に民主化闘争を挑む。79年,再び総裁に選出されたが,YH貿易事件で総裁職務を停止,国会議員も除名された。それが釜山(プサン),馬山(マサン)の騒乱の一因となり,10月の朴正熙暗殺を招来した。金大中(キム・デジュン),金鍾泌(キム・ジョンピル)とともに,80年の「ソウルの春」を主導したが,5月の光州事件以後,全斗煥(チョン・ドゥホアン)将軍の率いる新軍部が実権を掌握し,自宅に軟禁される。83年の断食闘争,84年の民主化推進協議会結成後,85年の総選挙で新韓民主党を実質的な勝利に導いた。87年の大統領選挙では盧泰愚(ノ・テウ)に敗北したが,92年の大統領選挙で勝利し,李承晩(イ・スンマン)以来の文民大統領に就任した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう