ギニア

西アフリカの共和国。19世紀後半,サモリ・トゥーレがフランス軍に抵抗したのは有名だが,のちフランス植民地になった。1958年,フランス共同体加入を拒否し,独立した。セクー・トゥーレ大統領は厳格な社会主義政策をとったが,その裏で政敵を抹殺するという恐怖政治をしいた。民族的な迫害もなされ,多くの避難民を生み経済は停滞した。84年のセクー・トゥーレ大統領死去後,軍事政権となったが,93年12月複数政党制での大統領選挙が実施された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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