コール

Helmut Kohl 1930~ ドイツの政治家。キリスト教民主同盟(CDU)の長期政権の首相(在任1982~98)として,東西ドイツ統一の立役者となった。ラインラント‐プファルツ州の党支部を指導して頭角を現し,州首相をへて,1973年CDU党首。82年新保守主義を掲げて社会民主党シュミット政権を倒し,98年まで,ドイツ連邦共和国最長の政権の首班となった。特に「ベルリンの壁」の崩壊後は政治手腕を発揮,早期の東西ドイツの統一を実現した。その成功によって90年と94年の連邦議会選挙を勝ち抜くが,旧東ドイツ地域の再建が予想外に難航,98年に政権を失った。その後,首相在任中の闇献金事件が発覚し,政治生命を失った。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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