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国共内戦(こっきょうないせん)

中華人民共和国の成立をもたらした1946年夏から49年にかけての中国共産党と中国国民党の武力対決。日本敗戦後,全国統一問題で焦点となったのは共産党の支配領域と軍隊をいかにして国民政府に統合するかであった。46年1月に開かれた各党派による政治協商会議ではこの問題は解決されず,国共両党の利害対立は結局武力による政権獲得をめざす内戦に発展した。本格的内戦は46年6月,国民政府軍による華中の共産党地区への攻撃で始まった。当初国民政府軍はアメリカの援助もあって戦線を拡大しつつ攻勢に出,翌年3月には共産党中央があった延安を占領した。しかし47年夏に共産党軍が東北で軍事的主導権を握ると,戦局はしだいに共産党に有利となった。48年9月以降共産党軍は急速に東北,華北を占領し,49年1月には北京無血入城を果たした。そして10月に北京で中華人民共和国の成立が宣言されるに至る。内戦に敗れた国民党は台湾に逃れ,同年12月国民政府の台北移転を決定した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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