1. 用語
  2. 世界史 -こ-
  3. コスモポリタニズム

コスモポリタニズム

cosmopolitanism 世界市民主義と訳す。キュニコス派のディオゲネスなどが自分のポリスは世界(コスモス)であるとして,世界市民(コスモポリテス〈kosmopolites〉)と自称したのに始まり,ポリスの衰退,大帝国や王国の成立といった現実に影響されて,ヘレニズム時代に特にストア学派によって唱えられた。ポリスの枠を越えた国際的・世界的な意識,生活感情,政治思想一般を意味する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう