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抗糧(こうりょう)

国家の徴税に対し,課税対象とされた土地所有者からの納税を拒否する運動をいう。広義には納税回避行為一般をさすが,通常はとりわけ清末に激化した暴動をさす。銀価の高騰と納税システムの不公平さに不満を持った中小土地所有者は,知識人の指導のもとに各地で武装蜂起したため,清朝の財政を脅かした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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