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「光栄ある孤立」(こうえいあるこりつ)

Splendid Isolation 19世紀後半のイギリス外交政策を自画自賛した言葉。当時のイギリスはその工業力と海軍力を背景にして,他の国とは同盟を結ばず孤立した姿勢をとり,諸国の勢力均衡を図ることによって,国益を守る政策を追求した。世紀末に帝国主義時代に入ると,この姿勢の維持は困難になり,1902年の日英同盟の締結,04年の英仏協商によってその姿勢を放棄した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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