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軍機処(ぐんきしょ)

清代の軍事行政上の最高機関。雍正(ようせい)年間(1723~35年)に軍機の処理を目的として臨時に設置され,ついで正式の機関となった。清初は議政王大臣や内閣が行政上の重要機関であったが,軍機処がこれに代わり,軍事・行政両面の実質的な最高機関として重要視されるようになった。数名の軍機大臣が任命され皇帝のもとで枢機に参与したが,清末の1911年に廃止された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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