グユク

1206~48(在位1246~48) モンゴル帝国の第3代皇帝。廟号は定宗(ていそう)。オゴデイの長子。遼東を討ち,バトゥの西征に参加した。オゴデイの死後,バトゥの反対にもかかわらず,母后ドレゲネの強引な策略によって即位した。イタリアの修道士カルピニが,その即位式の宴会に参加。父オゴデイの政策を踏襲して西征を計画するが,まもなく急死した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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