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グプタ美術(グプタびじゅつ)

古代インドの美術様式。グプタ朝や関連するヴァーカータカ朝などの統治下での繁栄を背景に,4~7世紀の北インドと中西部インドで発展した。洗練された技法による優美な造形と全体の調和の重視を特徴とする。代表的なものとしては,マトゥラーおよびサールナートの仏像,ヴィディシャー出土のジャイナ教聖者(ティールタンカラ)像や近郊のウダヤギリ石窟のヴァラーハ神像,アジャンター石窟の壁画などがあげられる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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