瞿秋白(くしゅうはく)
Qu Qiubai 1899~1935 中国の革命家,文化評論家。江蘇省武進県の人。新聞記者としてソ連に行き,中国共産党に入党。帰国後党中央委員となり,宣伝,組織工作を担当した。のち陳独秀(ちんどくしゅう)を批判し,代わって党総書記となったが,左翼盲動主義的指導の責任を負って辞任,コミンテルン代表になった。江西ソヴィエト区では教育人民委員。国民党軍に逮捕,銃殺された。その間,評論,翻訳にも従事,中国語のローマ字化に努めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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