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空想的社会主義(くうそうてきしゃかいしゅぎ)

Utopian socialism 自己の理論体系を科学的社会主義とするマルクスやエンゲルスは,旧来の社会主義思想が社会発展の科学的分析を十分行うことができないまま,未来社会を主観的に構想し,またその実現の手段を見出せなかった点を指摘して,それをユートピア的・空想的社会主義と呼んだ。イギリスのオーウェン,フランスのサン・シモンとフーリエらがその中心的思想家としてあげられる。彼らはいずれも,資本主義社会がけっして各人の能力の自由な発展をもたらすものではない点に鋭い批判の目を向け,合理的な産業社会の建設のための理論的・実践的探究を行った。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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