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クウェート

al-Kuwayt ペルシア湾北西の国。18世紀にアラビア半島中央から移住したスバーフ家などウトゥーブ族の支配が確立。オスマン帝国の宗主権を認めながらも実質的には独立国として振舞った。19世紀末にイギリスの保護下に入り,1961年独立して憲法,議会を整備した。首都はクウェート市。90年イラクに占領されたが,翌年多国籍軍により解放される(湾岸戦争)。天然真珠の採取を経済の柱としていたが,第二次世界大戦後は世界有数の産油国となる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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