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マルクス主義(マルクスしゅぎ)

Marxism マルクスが創造した世界観,社会主義理論を称する。フランスの空想的社会主義,イギリス経済学,ドイツ古典哲学をもととするといわれる。弁証法的唯物論を基礎とするか否かについては意見が分かれるが,唯物史観(史的唯物論)と剰余価値説に立脚しており,資本主義社会の胎内から必然的に社会主義社会が生まれる,と説く。19世紀末には修正主義が生まれて,民主主義と社会改良による社会主義への平和な移行を説き,一方レーニンらの共産主義は武力革命とプロレタリアート独裁を強調した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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