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マムルーク朝(マムルークちょう)

1250~1517 アイユーブ朝のトルコ人やチェルケス人の奴隷軍人(マムルーク)が政権を握った王朝。エジプトに興り,シリアにも進出。都はカイロ。1382年を境に前期(バフリー・マムルーク朝)と後期(ブルジー・マムルーク朝)とに分かれる。ことに前期に英主が輩出し,十字軍を破り,モンゴル軍を阻止した。戦乱は多かったが,東西通商で市況は繁栄し,建築など見るべきものを多く残した。オスマン帝国に征服された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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