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マフムード

970~1030(在位998~1030) アフガニスタンのガズナ朝の君主。セビュクテギンの子。弟を倒して即位し,ホラーサーンに勢力を拡大してサーマーン朝から自立した。十数回にわたって北インドに侵入し,イスラームの浸透に尽くした。西方ではブワイフ朝と戦い,イラン中部まで確保した。ペルシア文化の庇護育成にも努め,詩人フィルドゥシーや科学者ビールーニーなどを支援した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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