イタリア戦争中の1526年,神聖ローマ皇帝カール5世とフランス王フランソワ1世の間に結ばれた条約。フランソワ1世はパヴィーアの戦いで捕虜となり,カール5世のいるマドリードに送られ条約を受諾した。フランス王はこれにより,ブルゴーニュ,ミラノ,ナポリ,フランデレン,アルトワに対する権利を放棄した。しかし王は帰国後,条約を履行せず戦争が続いた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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