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マドラサ

madrasa イスラームの高等教育機関。法学,コーラン学,ハディース学などを教え,ウラマーを養成するイスラーム世界の教育制度の根幹。11世紀頃から各地に広まった。モスクとともにワクフ財源によって維持され,教授の俸給や学生への奨学金が支払われた。大規模なものになると学生も多く,数百からときに1000を超えた。セルジューク朝のニザーミーヤ学院などが有名である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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