マッカーサー
Douglas MacArthur 1880~1964 アメリカの軍人。陸軍士官学校卒業。史上最年少の陸軍参謀総長,フィリピン政府軍事顧問を歴任。太平洋戦争が始まると,連合軍南西太平洋方面司令官につき,対日反攻の指揮をとった。戦後は連合国軍最高司令官として対日占領政策に絶大な権力をふるって,政治・経済・社会改革を進め,戦後日本の骨格を形成した。朝鮮戦争勃発後は国連軍最高司令官に就任,中国東北部の爆撃を主張して,戦争の限定化を図るトルーマン大統領を批判,1951年4月罷免された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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