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マイトラカ朝(マイトラカちょう)

Maitraka 5世紀末~8世紀後半に,古代インド,グジャラートを支配した王朝。グプタ朝の将軍バタッカを始祖とし,従属王朝となった後,グプタ朝の衰退に乗じて独立した。ヴァラビーを首都としてカーティアーワール半島南部から,最盛期にはマールワにまで勢力を伸ばした。7世紀前半にはハルシャ・ヴァルダナと姻戚になるなど強勢を誇ったが,その後ムスリム勢力の進出やプラティーハーラ朝,ラーシュトラクータ朝の台頭に伴い衰退した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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