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モノモタパ王国(モノモタパおうこく)

Monomotapa ムニュムタパ王国ともいう。15世紀末までに現在のジンバブエ共和国の北東部を拠点とし,地域一帯で覇をなしたショナ人の王国。インド洋との交易(金,象牙の輸出,ビーズ,綿布の輸入など),域内通商を支配した。17世紀初頭リスボンに服属するが,同世紀末にチャンガミレ国が勃興して,ポルトガルの影響は後退。18世紀初頭ザンベジ川谷の小国となり,19世紀末に衰微。先行するジンバブエ遺跡の石造建築との関係は不明である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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