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ネオ・ブッディスト運動(ネオ・ブッディストうんどう)

Neo-Buddhist movement アンベードカルの指導により,インド社会で始まった被差別民の仏教改宗運動。不可触民制の撤廃にはヒンドゥー教自体の否定が不可欠であると考えたアンベードカルは,1956年に仏教への集団的な改宗儀式を行った。アンベードカルの属するマハール・カーストを中心に当運動は継承されている。改宗者をネオ・ブッディストと呼ぶが,みずからはたんに仏教徒と自称する。91年のインドの仏教徒人口は638万(総人口の0.75%)を数えるが,その多くをネオ・ブッディストが占める。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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