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日本銀(にほんぎん)

16世紀に日本から中国,朝鮮に輸入された銀。明朝では,15世紀以降税糧の銀納化を契機に銀の流通量が増大し始めた。主に浙江(せっこう),福建や雲南などで産出したが,しだいに減少した。一方,日本では朝鮮から灰吹(はいふき)法と呼ばれる銀精錬法が伝わり,石見(いわみ)銀山などで採用され産出量が増大したため,16世紀前半には中国へ銀が大量に流入するようになった。しかし,16世紀中頃アマルガム法がペルーのポトシ銀山に導入されると,スペインやポルトガルによって新大陸(新世界)からもたらされる銀が日本銀を圧倒した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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