父祖の功績によりその子孫に官職が与えられる制度。漢代に始まるこの制度は,清代に至るまで維持され,科挙制のもとでは「恩蔭(おんいん)」と称して,国子監生(こくしかんせい)などの資格が与えられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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