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オマーン

アラビア半島南東の地名。歴史的には現在のアラブ首長国連邦およびオマーン・スルタン国などのある領域をさすが,狭義には後者のみをさす。古くからペルシア湾,インド洋貿易の中心地の一つ。8世紀頃にイスラームの分派であるハワーリジュ派から起こったイバード派が定着し,アラブ化した。18世紀にブー・サイード朝が成立し,1970年には宮廷クーデタでカーブースがスルタン位につく。オマーン・スルタン国の首都はマスカト。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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