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オスマン

1809~91 フランスの行政官。ナポレオン3世によりセーヌ県知事(在任1853~70)に起用され,パリの改造に尽力。民衆蜂起と疫病の温床とみられた貧民街の一掃を図り,市内道路交通網の整備,街路照明の拡充,上下水道の再編などを進めて,首都に近代都市としての美観をもたらした。この大事業はのちに「オスマン化」と呼ばれ,他のヨーロッパ諸国の都市計画にも影響を与えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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