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ラーマクリシュナ

Ramakrishna Paramahamsa 1836~86 インドの宗教家。ベンガルのバラモンの家に生まれる。カルカッタ近郊のドッキネッショル寺院の寺僧となり,神秘的な宗教体験を重ねた。ヒンドゥー教の神秘主義はもちろん,イスラームのスーフィズム,キリスト教の神秘主義にも関心を広め,そこに至る道はさまざまであっても真理は一つであるという宗教観に達した。1875年以降,広く世に知られるようになり,ヴィヴェーカーナンダをはじめ多数の知識人を帰依者にもった。近代におけるヒンドゥー教復興の有力な潮流をつくった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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