ラホール
Lahore パキスタン,パンジャーブ州の州都。アフガニスタンから北インド中央部への交通の要地にあたり,ガズナ朝,ゴール朝,モンゴルなど西北方からの侵入者の占領下に置かれることが多かった。ムガル帝国のアクバル,ジャハーンギール,シャー・ジャハーンらはこの町を好み,多くの建造物を残した。18世紀からはシク教徒の政治的中心地となったが,1849年,シク戦争の結果,イギリスに併合された。1929年には国民会議派の年次大会が開かれている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう