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ラティフンディオ

latifundio スペイン南部の特にアンダルシア地方にみられる大土地所有制度。13世紀にレコンキスタが南部で急展開した際の土地分配で発生。のちに購入や横領による土地集積で拡大し,特に19世紀に教会や自治体の所有地が売却された際に顕著に拡大。粗放的経営ゆえに「南部問題」の元凶とされつつも,日雇い農民を廉価な労働力として用いて一定の収益性と構造的持続性を維持してきた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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