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ラーシュトラクータ朝(ラーシュトラクータちょう)

754~973 古代インドの王朝。バーダーミのチャールキヤ朝の衰退に乗じてベラール地方より興った。マーニヤケータ(現マールケード)を都としてデカン西部を支配し,プラティーハーラ朝,パーラ朝と争う一方で,パッラヴァ朝とも攻防を繰り広げたが,封臣であるカルヤーナのチャールキヤ朝に滅ぼされた。その繁栄はアラブ地理学者にも記述された。エローラ石窟のカイラーサナータ寺院は,この王朝のクリシュナ1世により建立されたものである。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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