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ラージャグリハ

インド東部ビハール州の南部,ラージギールにある古代都市遺跡。前6~前5世紀にマガダ国の都として,パータリプトラに都が移るまで栄えた。仏教とジャイナ教の伝承の舞台として,経典にたびたび言及される。四方を丘に囲まれた旧市街とその北側に位置する新市街には,今日も二重の城壁および城門跡,仏教僧院,石窟などの遺跡が残っている。ジャイナ教の巡礼地としては重要であり続け,周囲の丘には5世紀から現在に至る寺院が存在する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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