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ラージャ

サンスクリットで「王」を意味する。『リグ・ヴェーダ』の時代にはアーリヤ人の部族長,氏族長を意味したが,前8世紀頃からマウリヤ朝までの王権の強大化に伴い,この語の内容も変わった。しかし西暦紀元前後に異民族が「王の王」,さらに4世紀から「大王の王」の称号を用いるようになると,たんなるラージャの称号は用いられなくなった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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