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ラゴス行動計画(ラゴスこうどうけいかく)

1980年アフリカ統一機構(OAU)がナイジェリアの首都ラゴスで初めて開催した経済首脳会議において採択した行動計画。一次産品の国際価格低落などを1970年代半ば以降のアフリカ経済危機の主因として断じ,その打開策として2000年を目標とするアフリカ共同市場の設立や農業への政府支出拡大などを取り決めた。1985年の第21回OAU首脳会議でも再度確認されたが,実施されたのは世界銀行のバーグ報告書にもとづく構造調整政策で,各国は経済の自由化などを迫られた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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