Pierre Laval 1883~1945 フランスの政治家。苦学して弁護士,ついで社会党の下院議員となったが,しだいに右傾化した。1934年外相となり,前任者バルトゥーが追求した集団安全保障政策を放棄して,イタリアの侵略を助長し,仏独休戦後はヴィシー政権の成立に大きな役割を演じて,副首相,首相(在任1931~32,35~36)となった。ドイツに協力したため,フランスの解放後に反逆罪で死刑に処せられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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