1254年のヴォルムス‐マインツ同盟を中核に,同年ライン諸帝国都市が結んだ都市同盟。加盟都市は広範囲にわたり,その数も70を超えた。目的は治安維持=ラント平和令貫徹にあったが,それが領邦国家分立抑止=帝国統一という意味で最初の帝国改造計画といわれる。翌年の帝国議会で承認されたが,10年後解体,1381年復活したがシュヴァーベン都市同盟と同一の運命をたどった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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