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ライン同盟(ラインどうめい)

Rheinbund ・〔1658〕ライン川上・中流域の西南ドイツ中小国が結成した同盟。フランスも加盟し,フランスの対オーストリア政策に利用された。・〔1806〕ライン連邦(連盟)ともいう。ナポレオンによってドイツ内につくられた諸国同盟。ナポレオンを保護者とし,もとマインツ大司教ダールベルクを総裁として,連邦君主会議により運営された。連邦にはプロイセン,オーストリア2大国を除く全ドイツ諸国が加盟するに至り,各国でナポレオン法典導入などの改革が行われたが,連邦自体の活動としては,ナポレオンに6万3000の兵力を提供したのみ。13年ナポレオンの没落とともに解体。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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