Ra レーともいう。古代エジプトの太陽神。ヘリオポリスが信仰の中心。第4王朝から有力になり,第5王朝には「ラーの子」がファラオの正式の称号となった。中王国にアメンが台頭すると,これと合体してアメン・ラーとして信仰された。神像,神殿を持たず,聖石ベンベン(オベリスク,ピラミッドなど)の形で崇拝される。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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