1. 用語
  2. 世界史 -り-
  3. 李鴻章(りこうしょう)

李鴻章(りこうしょう)

Li Hongzhang 1823~1901 清末の政治家。安徽(あんき)省合肥県の人。1847年進士合格。58年曾国藩(そうこくはん)の幕僚となり,62年みずから淮軍(わいぐん)を編成して上海に進出し,太平天国討伐に活躍。65年両江総督,66~68年捻軍(ねんぐん)を平定,以後直隷総督(70~95年,1900~01年),内閣大学士(1868~1901年)として,軍隊の近代化,軍事工業の育成,招商局の設立,鉱山の開発,鉄道の建設など殖産興業に力を注いだ。また天津教案から義和団事件に至るまでの日本,イギリス,フランス,ロシアなどとの間の外交上の難局は,ほとんど彼の手によって処理された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう