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60進法(ろくじゅっしんほう)

sexagesimal system 古代メソポタミア人は,太陽が1年すなわち約360日で天球上を一周する事実より,円周の360等分を始めたが,角の単位としては円周の6分の1の弧がなす角を選んだため,1角は60°となった。彼らはこの60等分法を度,分にも及ぼしたため,ここに60進法が成立した。60進法は古代のギリシア人,中世のアラブ人に受け継がれ,今日に及んでいる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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