ルソー

Jean-Jacques Rousseau 1712~78 フランスの思想家。ジュネーヴに生まれ,徒弟生活と放浪ののち,1742年パリに出,啓蒙思想家と交わり,50年『学問芸術論』の成功で著述生活に入った。『人間不平等起源論』『新エロイーズ』『社会契約論』『エミール』などを発表。晩年は現実および空想上の迫害に苦しみ,悲惨な心境のなかで『告白』『対話』などの自伝的作品を書き,エルムノンヴィルの自然のなかでその生涯を終わった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう