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ルースカヤ・プラウダ

Russkaia pravda ルーシ(ロシアの古名)のプラウダ(法)の意。ロシア社会初期の法典。11世紀前半成立のヤロスラフのプラウダをはじめ,13世紀初頭までの法を含む。のち血の復讐や神盟裁判が廃され,15~16世紀には初期ツァリーズムの法体系にとって代わられるが,一部法規範は18世紀まで有効であった。なおデカブリストの一人,ペステリは自分の共和制的憲法草案にこの法典と同じ名をつけている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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