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三不政策(さんふせいさく)

1980年代の台湾の対大陸政策の原則。中国に対しては接触せず,交渉せず,妥協せずの三つの不を堅持する。70年代末からの中国の平和統一攻勢に対して,中国との交渉は台湾の安全を第一に対等な立場で行うべきであるという考えから立案された。しかし,民間レベルでの台湾と中国との交流,交易は香港や第三国経由で進行し,台湾当局もこの状況を追認した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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