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サラスヴァティー

インドのパンジャーブを流れていた川で,前1千年紀に乾き上がった。神格化され,『リグ・ヴェーダ』では数少ない女神。ヴェーダ祭式を解釈するブラーフマナで言葉ヴァーチュと同一視され,学問・技芸の神となる。仏教にも取り入れられ,弁才天(べんざいてん)として知られる。現在のインドでは学生たちが中心に,春にサラスヴァティー・プージャーという祭礼を行っている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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