サパタ

Emiliano Zapata 1879~1919 メキシコ革命の農民軍指導者。モレロス州の小農出身。1910年に武装農民を率いて蜂起したが,マデーロ政権の政策に満足せず,同年11月,農地改革の具体策を提唱する「アヤラ計画」を発表した。一時,北メキシコの革命指導者パンチョ・ビリャと手を結び,14年,革命諸勢力が参集したアグアスカリエンテス会議で,農地改革を革命綱領のなかに認めさせることに成功したが,護憲派の統領カランサと対立し,19年4月暗殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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